月田清博さんが日中に築く美の掛け橋

第53回
ピンク系美容室

昔の美容師は「髪結い」と呼ばれていました。
そして美容室は「髪結所」です。
その後「パーマ屋さん」になり、
次第に「美容室」と総称されるようになりました。
美容師のステイタスも時代と共に変わってきており
「そげん勉強せんなら美容師なっとなりなさい!(方言)」
と言われていた、嫌な時代もありましたが、
「カリスマ美容師」のブームを経て、
社会的な認知を受け、地位の向上がなされました。

「カリスマ美容師」の時代には、
テレビなどマスメディアに美容師が
スター扱いされていました。
又、すでに世間では、
バブルがはじけていましたが、
美容業界では、遅ればせながら
「美容バブル」と言われていました。
そして、美容師が
何か「かん違い」してしまうと言う悪影響も有りました。

しかし、美容師の地位の向上や、
質のよい人材が美容学校に入学すると言う、
非常に良い影響や、
現状の美容業界を考えますと、
良かったのではないかと思います。

中国では、現在でも、
屋外でカットする美容師がいる反面、
外資系やアメリカ帰りの美容師が運営する美容室など、
上下の幅が非常に開いています。
又、残念なことに、
ピンク色のライトに照らされた
「あまりよろしくないサービス」
(ここでは、書くことは出来ません!)
を売りにする美容室も、
かなりの数存在しており、
見るたびに悔しい思いをします。
その影響かは分かりませんが、
美容師のステイタスも全体に低く、
今後の向上を期待するばかりです。

今日、銀行に行くと
「本物のお金はこれです」とのポスターがありました。
ドルの他には、ユーロと元のポスターがありました。


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2006年6月15日(木)

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