月田清博さんが日中に築く美の掛け橋

第55回
弁当パワーで頑張れChinese!

会社運営において
非常に重要なのが「食事」です。
中国では、
お昼ご飯を会社が負担するシステムがあります。
昼食時になると、
大量に「弁当」が運び込まれたり、
従業員が食事に行く風景が見られます。
これは日本でも見受ける光景ですね!
日本との違いは、
食事代がすべて会社の負担だと言うところです。
会社が食事を用意するのか、
食事代金を払うのかは、
会社の事情で違いますが・・

働く従業員さんたちも、
食事内容にはこだわります。
会社からの支給ですから
「少しでも美味しいものを!」は当然です。

私の上海の住まいは「浦東新区」にあるのですが、
お昼時にタクシーを捜そうとしますと、
中々捕まりません。
最初は理由が分からなかったのですが、
マンションのガードマンさんから
「お昼だからね!」
と言われて気が付きました。
そうです!
運転手さんたちも、
きちんと食事タイムだったのです。
(お昼時に頑張れば、
お客さんを捕まえ易いのにね!・・)

友人の会社では、
お昼ご飯の内容が悪いと、働く従業員さんたちから
「正式なクレーム」が来たそうです。
「仕事をボイコットするぞ!」ぐらいの勢いで・・

日本人の感覚、
まして日本で働く美容師の感覚では
「忙しい日に食事が出来ないのは常識!」
「食べられないのは、売れてる証拠!」
「暇な日はおやつまで食べてるじゃん!」
の意識がありましたので、
当初は大変驚きました。

中国では、食事を非常に大切にします。
中国にいて一番つらいのは
「夕食を一人で外食することです」
・・余談ですが・・

上海のタクシーの基本料金が値上がりしました。
今までは10元(約150円)だったのですが
11元(約165円)になりました。


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2006年6月20日(火)

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