月田清博さんが日中に築く美の掛け橋

第56回
予約電話は携帯にどうぞ!

中国の美容室でも「予約制」は存在します。
しかし、日本と大きく違うのは、
お客様が予約を取るタイミングです。
基本的に
「今から行くけどいい?」とのお電話になります。
何日も前から、
予約を取ることはほとんど無いと思います。
又、日本ではお店にある電話に、
かかるのが普通だと思うのですが、
中国では違います。
スタイリスト各人が持つ私物の携帯電話に、
予約のお電話がかかります。
スタイリストも、お客様の施術中、
携帯が鳴ると、躊躇せず電話に出ます。
当然スタイリストは、
施術中も携帯電話を常に持っているのです。
これは日本の美容室とは大きく違うシステムです。
美容室によっては、
フロントに各スタイリストが持つ
携帯電話がずらっと並び、
鳴るとフロントの女性が出るという
仕組みを取っている所もあります。
いずれにせよ、
お客様がお電話されるのは携帯電話に、なのです
日本の美容室では、スタイリストが
お客様の施術中、電話に出ることは
極力避けることが普通だと思います。
又、スタイリストは、
個人の私物の携帯電話を
営業中に持ち歩くことも無いはずです。

中国と日本の美容室では、
色んな部分で価値観が違います。
すべて「遅れている」
で片付けることは簡単ですが、
なぜこのようなシステムになっているかを
考えることは必要なようです。
お客様が来られて初めて「美容室」と言えるのですから・・・

*しかし、私の美容室では
オープン当初より携帯は禁止しています。

上海には、日本には無い
「リニアモーターカー」が走っています。
430キロオーバーのスピードを出し、
7分で浦東空港と市内を結びます。


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2006年6月22日(木)

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