月田清博さんが日中に築く美の掛け橋

第58回
中国人店長、初来日!

今、上海店の店長が来日しています。
今まで、日本の店舗を見せなければと
思いながらも、延び延びになっていました。
6日間と言う短い日程を有効に利用するため、
目的を決めました。

(1)日本のグループの美容室を見せる

(2)美容学校や美容器具、材料の展示場を見せる

(3)直営店のカット講習に参加する

(4)仕入れ会議など、
期間中に行われる各種会議に参加する

(5)デジカメやお土産を購入する 

(1)では日本と中国の美容室の違いを、
店長が自分の目で見ることにより、
具体的に把握することを目標にしました。
もちろん、お客様に混じって、
技術の体験も入れました。
今までにも書かせて頂きましたが、
日本と中国の美容室のあり方は大きく違います。
知識としては有りますが、
実際に体験させようと言うことです。

(2)では、基本は(1)と同じですが、
「知っておいてね!」と言う感じです。
得に美容器具や材料など、
「店に入れたい」と言われても大変ですから・・

(3)上海店には、常に日本から、
幹部クラスが出張し、
講習や技術テストを行っています。
しかし、会社の規模が小さいため、
競争が余りありません。
又、本当に日本の店舗と同じ教育を行っていることを、
知ってもらいたい為でも有ります。

(4)では、中国の一般の美容室の
システムがあまりにも低レベルなため、
「ここまでやらなくても・・」となることを防ぐ目的です。

(5)は、教育にはなりませんが、
本人たちへのサービスです。
しかし何を買おうとするかを見ていると、
今までと違う発見があります。
(次回へ)

日本では、パンツをずらして穿く
「腰パン」を多く見かけます。
又、そのポケットには
「長めの財布」が入っています。
見るたび、日本の平和を感じます。
中国で、こんなカッコで歩いていたら、
気が付くと「財布」はありません。


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2006年6月27日(火)

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