月田清博さんが日中に築く美の掛け橋

第116
今日は、家でゆっくり寝れますか?

国により常識は違います。
日本で、「普通」とされていた事が、
中国では、そうではないと言うことも、
起り得ます。
マンションを借りて、入居した場合、
中国では、基本的な家具は、ついて来ます。
しかし、「家具が有る」=「使える」
訳ではありません。
今回、日本から、北京に引越し
マンションに入居した際にも・・
色んなことがありました。

(1)テレビが点かない!
大した事ではありませんが、
テレビが点きません。(壊れている)
以前、住んでいた中国人の方は
自分の大型テレビを持ち込んでいた様で、
もちろん、引越しの際に持って行きました。
※新築のマンションを購入したと
 嬉しそうに言っていました。

(2)お湯が出ない
器具の故障で、ガスが使えず、
料理が出来ないどころか、
シャワーも使う事が出来ません。
前に住んでいた、中国人の方は、
結構「お金持ち」だったようで
台所もシャワーも使用していた
形跡がありません。
中国人従業員に聞くと、
「ジムを使っていたのでは?」
との答えが・・
本当ですか??
結局、シャワーが何日も使えず
「もらいシャワー」の毎日に!

(3)シャワーを浴びたら、リビングにお湯がたまる
やっと、ガスが使えるようになり、
シャワーを使用したところ、
排水が詰まっていて、水が排水できません。
リビングまで水が・・・

(4)突如、鍵が開かなく・・
中国式のマンションは、
ドアが2重になっているところが、
多くあります。
玄関のドアの外に、もう一枚、
格子のような、鉄製のドアがあります。
当然、玄関ドアの鍵は、2箇所に
なる訳ですが、昨日は開いた鍵が
開きません。
結局、この日も、知人の家へ・・
お泊りです。
※中国の鍵は、
日本のように精巧に出来ていない場合が多く、
又、職人さんの技術も高くありません。
特に、鍵を交換した際は、注意が必要です。
以前も、外から開くのは
チェックしたのですが、
家の中からのチェックを怠った為、
家の中に閉じ込められた、
日本人がいました。

中国での、家探しがすべて終わるのは、
トラブルが出尽くした後です。
トラブルを楽しめる、寛大な心が必要です。
もちろん「三全公寓」のような
高級マンションには、
こんなトラブルはまったく無く、
日本では味わえない、
夢のような生活なのですが・・

チャリンコ(自転車・九州の方言)
タクシーです。
もちろん、乗車料金は交渉です。
近くで、タクシーに乗るほどの距離で
ない時は、便利な存在です。
エンジンが、人力ですので、
移動に時間が、かかる事が欠点です。


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2006年11月9日(木)

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