月田清博さんが日中に築く美の掛け橋

第155回
これが無いと美容室には見えません

日本では、理髪店(床屋さん)に
「くるくる回るサインポール」があります。
皆さん記憶に有りますよね!

このサインポール、
日本では理容室しか設置していませんが、
中国では、理容と美容の違いが
明確ではない為、
美容室にも必ず設置されています。
多い美容室は7本も8本も設置しており、
大きさも日本のものよりかなり巨大な為、
見た目があまり宜しくありません。
私の経営する美容室では、
設置したくは無かったのですが、
「美容室に見えない」と言われ続け、
やむなく取り付けることにしました。

※中国で「美容室」と言うと 
エステサロンを意味し、
髪をカットするお店は
「美髪店」となります。

このサインポール、
色が3色(青、赤、白)です。
青は静脈、赤は動脈、
白は包帯を表しているそうです。
もっとも、もともとは赤と白だけだったなど、
諸説がありますが・・・

中世ヨーロッパでは、
理髪店が外科治療もしていたようで、
このようになったとも言われています。
髪を切ることは、体を切ることと
同じだったんですね!

理髪店で、手術が行われていたと考えると
怖い気もしますが・・・

※行われていた、手術とは
瀉血(しゃけつ)と呼ばれた、
静脈から血を抜き出す治療のことです。
中世ヨーロッパでは、
悪い血を少し出す事が、
病気の治療に良い事だと
信じられていたそうです。

無料で、インターネットを使用できる
シンガポールのチャンギ空港です。
パソコンの持ち込みもOKです。
私は、ここからハイQの原稿を送りました。
すごく便利ですよ!


←前回記事へ

2007年2月8日(木)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ