中国民俗研究家・上田尾一憲が語る、中国民俗の魅力

第25回
麒麟VSユニコーン

西洋のユニコーン、東洋の麒麟と
よく比較をされるのですが、
ユニコーンと麒麟は似ても似つかぬ
性格で、ユニコーンは非常に気が荒く、
誰にでも角と蹄で襲い掛かってきます。
がしかし、ユニコーンは汚れなき乙女の前では、
性格が一転し、彼女の言うことには従い
時にはその乙女に膝枕をしてもらい
眠ったりもするそうです。

汚れなき乙女の言う事しか聞かないなんて・・・。
男性とオバサンには結構きつい態度をとるようなので
あまりいい性格ではないですね。
虫や草にまでやさしい麒麟さんとは大違いです。
しかも角で襲ってくるなんて。

でも、ユニコーンのその自慢の角には
色々な効力があるといわれています。
その角はあらゆる邪悪な力を払いのけ
いかなる病気をも治すというもの。

ユニコーンは力の象徴、
それに神聖さと純潔の象徴であるともいわれており、
スコットランドの王家の紋章にも使われています。
一説では一角獣として
ユニコーンと麒麟は同じものとありますが
この2匹の性格を比べてみれば
ちょっと違うのではという気になりますね。
ユニコーン、麒麟に共通する物といえば
額にある自慢の角です。
今日紹介する古道具は
ユニコーンと麒麟の角・・・と
言いたいところですが
想像上の動物の角があるわけないですよね。


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