横山典生  新米のベトナムビジネス物語

ベトナムの証券会社で
唯一最初の日本人社長です

第15回
寄り道レポート2:タクシートラブル

旅行雑誌と同じ話になってしまうかもしれませんが、
ベトナムでのいくつかの生活体験は
お話しておいたほうがよいかもしれません。

最初はやはり「タクシー」でしょうか。
タクシーを使うことは一時不幸の連続でした。

大手のタクシー会社の車以外には乗らないほうがよいと
忠告されていましたが、やはりアポイントや時間の都合上
使用しなくてはならないケースがあります。
私が遭遇した不幸を分類すると3種類になります。

1.メーター不正。
走行中にメーターをちらっと見ていると、
あれれ?と数値があがっていきます。
メーターを指差して、「これおかしい。」というと、
メーターをポンポンたたいて、「大丈夫」というだけです。

2.強制乗り換え。
行った先が全然違う場所。
違うというと、「道がわからない乗り換えろ」といって
別なタクシーに乗り換えさせられます。
そこまでの運賃を払えというので、
目的地にたどり着けなかったから払わないと頑なに拒否し、
乗り換えたタクシーを出発させると、
その運ちゃん盛んに携帯電話を受信しています。
なにかやるなと思ったら
案の定メーターが不自然にあがり始めました。
完全にグルです。

3.徘徊。
道に迷ったのか同じところを目的地につかないように回ります。
車を止めて誰かに聞くように言っても、
英語が通じないような態度。
こっちも途中で降ろされたのでは、やばいから耐えますが、
通常の3倍の金額には唖然。
どうせベトナム語も使えないし、英語でまくしたてたら、
きっちり英語で対応してきました。確信犯です。

しばらくはタクシーの運ちゃんとの戦いに
明け暮れていたのですが、
「お前の顔を思えてるぞ。」といわれたときは、
500円程度の割り増しでリスクをとることはないと思い、
今はほどほどにしています。
最近乗車拒否されるのは、皆私を知って避けているのかな?


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2009年9月5日(土)

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