横山典生  新米のベトナムビジネス物語

ベトナムの証券会社で
唯一最初の日本人社長です

第23回
寄り道レポート4:三叉神経痛

最近、三叉(さんさ)神経痛が痛み出してきました。
業務の上のプレッシャーでしょうか?
それともhiQへの原稿のプレッシャーでしょうか?

2008年の8月、右下奥歯の抜歯後、
歯痛のような痛みが走りました。
食事をしようとすると奥歯の辺りに強烈な痛みが走ります。
このプロジェクトがどうなるか分からない時期でした。

抜歯した歯科医では理由が分かりません。
しかたなく、故郷である北海道函館の幼稚園時代からの親友で、
現在、東京の区立総合病院で
口腔外科医局長をやっている友人に相談しました。
「これは歯じゃないよ」といって、
脳のCTスキャンをとるように看護婦さんに指示しました。
一通りの検査やスキャン作業が終了し、友人のところに戻ると、
別の先生も一緒にいて私の脳のスキャンした写真を見ています。
紹介されると脳神経関係の先生でした。
「横山さん。これ三叉神経痛ですね。」
なんですか?それ。

先生の説明は簡単です。
人差し指、中指、薬指を立ててそれぞれの指を神経だといいます。
指3本を横にして上の指が目のところの神経、
真ん中が上顎の神経、
下の指が下顎の神経で、脳からでているんだそうです。
神経には接触しても感じないような膜があるのだそうですが、
年とともに膜のない付け根部分が露出してきて、
そこに血管や他の神経が触ったりすることで
痛みが出るのだそうです。
私の場合下顎でした。
これは直るのでしょうか?

「この痛みに効く経口薬があります。
この薬がきかなくなったら、
露出部分に何かを挿むような手術が必要ですね。」
先生淡々とお話してくれます。

「ま、しばらく経口薬で様子を見ましょう。」
両親のおかげで病気らしい病気をしたことがなかったので、
ちょっとショックでしたが、
薬を飲んで様子を見ることにしました。

この薬は効きました。
慣れるまでちょっと平衡感覚がおかしな感じはありましたが、
痛みは完全にストップです。
ああステーキがうまい!硬い煎餅もOKです。

3ヶ月くらいして薬を減らして、
ついには止めていたのですが、
久しぶりに現れてきたということです。
これ、ストレスなどの心労でも再発するそうです。
最近また苦労が重なってきたのでしょうか?
先生、近いうちにまたお伺いしますよ。よろしくね。

そういえば、先生から
「遺伝も多いのですよ。」と一言。
親父に聞いてみると、やはりお袋にあるようで、
昔は原因がわからず大変だったようです。
親父は、
「お母さんには言わないように。悲しむから。」といいます。
もちろんですが、親父殿。
不肖の息子といっても、
親にいただいた体は大切にして生きております。
ご両親様への感謝を忘れたことは一度もありませんよ。


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2009年9月24日(木)

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