横山典生  新米のベトナムビジネス物語

ベトナムの証券会社で
唯一最初の日本人社長です

第34回
ベトナム基礎情報

ベトナム市場を突然語りだしておいて、
そういえば基本的なベトナムのことをお話しておりませんでした。
TVや新聞、各種媒体で取り上げられることが多く、
耳にタコの方もたくさんいらっしゃるとは思いますが
簡単に頭の中にいれておいてください。

               *

「ベトナム基礎知識」
・面積:日本の面積の約88%(329,241平方キロメートル)
・人口:約9,000万人
・首都:ハノイ市(意味は河の内側で、漢字では河内になります)
※ハノイは改名したものですが、
 元はタンロンといわれ、昇竜の意味でした。
※ホーチミンはベトナム最大都市です。

・主要民族:キン族(約86%)
・主要言語:ベトナム語
・宗教:仏教(約80%)、
     他にカトリック、カオダイ教、オアハオ教など
・政体:社会主義共和国
・元首:グエン・ミン・チェット大統領
※政府は、大統領、首相、書記長の共同体制ですが、
 最近、各国から国賓としてお呼びがかかるのは
 国家元首としての大統領なので、書記長が嫉妬しているらしく、
 書記長と大統領を兼任しようとして
 失敗したという話がありました。
 ベトナム内では若干書記長の力が強いようですね。

・議会制度:
一院制 一党(ベトナム共産党)
・経済体制:市場経済に転換するドイモイ政策(1986年〜)
・通貨:ベトナムドン(VND)
・1人当たりGDP:1,040USD(2008年)

               *

といった感じです。
え?もうそんなこと知っているから、
株式市場の状況や儲かる株の話をせよ?

弊社では長期投資をお勧めしています。
ベトナムのこれからの5年、10年を
買っていただきたいと思います。
そんなにあせることはありません。
じっくり買っていただき、
将来の宝物のような資産にしていただければと思います。
それでも短気(?)な方、短期取引がご希望な方は、
今年11月頃に一山ありそうな気配ですので、
近々お買いになっておかれたら面白いかもしれません。

ベトナム企業の決算は12月に集中していることと、
政府の経済政策関係がヒントです。
株は上がれば下がりますので、
あまり短期的に一喜一憂することがないよう、
心穏やかにじっくりお願いします。


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2009年10月20日(火)

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