横山典生  新米のベトナムビジネス物語

ベトナムの証券会社で
唯一最初の日本人社長です

第60回
寒くなってきました

来年1月から発生する証券取引における税金についてです。

今のところ、ベトナムにおいての非居住者という立場の皆様には、
売却代金の0.1%を源泉徴収させていただくことになります。
これはキャピタルゲイン課税の考え方と同様です。

皆様からのご質問の中に、
「ベトナムで税金を納めるので、
日本では税金はかからないのですね?」
といった内容があります。

私も当初混乱したのですが、
日本では利益に対して課税されますので、
買付した清算代金と売却した清算代金
(源泉徴収された0.1%分も計算に入れます)
の差額が「利益」であれば、
申告して税金を納めていただくことになりますのでご留意下さい。

配当などの課税については、
まだベトナム側でも詳細はつかめていませんが、
明確になりましたらご紹介させていただきます。

ハノイも急に寒くなってきました。
スタッフはほとんどがバイク通勤ですので、
厚着をしてかよっています。
オフィスは特に暖房していませんので、
その厚着のまま働いている状況です。
ちょっとかっこよくないのですが、
これが普通だということであまり気にしないようにしています。

ところで、ベトナムでは昼寝の習慣があります。
サクラ証券では、12時から1時半までが昼休みですが、
スタッフは食事が終了すると同時に睡眠に入ります。
オフィスは節電と睡眠の妨げにならないように灯りを消して、
皆は思い思いの場所を陣取って寝ています。

おおよそ、終電に乗り遅れてサウナで仮眠する
お父さんたちのような光景に見えて面白いものです。
女性陣も大きないびきをかいて寝ているので、
私も試しにやってみました。

40分ほど寝て、スタッフに起こされたときは
頭が朦朧としてなかなか覚醒しません。
すでにスタッフが午後の作業に入っていましたが、
その午後はズ〜ッと眠いような感触が残っていました。
5分〜10分くらいの仮眠はいいと聞きますが、
40分も寝ちゃうと本格的になってしまいます。

その後昼寝の習慣を真似るのは止めましたが、
日本人の体質に合わないのか、
歳をとっただけなのかはよくわかりません。


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2009年12月19日(土)

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