横山典生  新米のベトナムビジネス物語

ベトナムの証券会社で
唯一最初の日本人社長です

第64回
ベトナムの女性は強い?

最近面白い話はありませんか?と、
ある方々がお話されているのを、
こっそりではありませんが聞いていました。

長年ベトナムにいらっしゃる方が、
「最近駐在員のセクハラが問題になっている・・・」
と言っていたので、思わず耳が「ダンボ」(古い?ですか)に。

簡単に要約すると、上司としての立場を利用して、
採用や昇進昇格時になんらかの要求をすることが
問題になっているそうで、
最近は駐在員も質が落ちてきている、といったことでした。
駐在員の質が落ちているかどうかは分かりませんが、
そうだとしたら悲しいし、がんばってもらいたいと思います。

ただ、セクハラについては若干異論があります。
ベトナムの女性は気性が激しいと思います。
最近離婚が急速に増えていますが、
経験者の女性スタッフに聞いてみたところ、
ほとんどの場合、女性から三行半を突きつけるようです。

何故?と、きくと、
「ダンナが言うことを聞かないから。」と単純明快です。
悪いダンナは会社が終わっても家になかなか帰ってこない。
子供の面倒を見ない。
確かに、夕方から夜遅くまで街中の露天の食堂では、
薄いビールをちびちびやって
話し込んでいる男たちの姿が目に入ります。

男たちに聞くと、これが彼らにとって
本当に解放される落ち着く時間なのだそうで、
奥さんに怒られてもこれだけは止められないのだそうです。
そのかわり、女性はボーイフレンドが出来た瞬間から
その他の一切の異性を受け付けなくなるので、
その貞操感の反動かもしれません。

セクハラの問題が取りざたされるのは、
すでに適正な牽制機能がはたらいた結果かもしれませんね。
ベトナムの女性はそんなにヤワじゃなさそうです。

私は、よく業務の達成時に従業員とハグしたり、
失敗したときに、元気だせと背中を叩いたりしますが、
まだ、白い目でみられたことはないけど、今のところ大丈夫かな?
でも、頭をなでたら怒られました。
ベトナムじゃ、あまりいいことではないようです。


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2009年12月29日(火)

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