横山典生  新米のベトナムビジネス物語

ベトナムの証券会社で
唯一最初の日本人社長です

第65回
本日も営業しています

ベトナムの証券市場は本日も営業しています。
日本での師走といった年の瀬の慌しさは感じられません。
各企業の年間決算最終日ということもあり、
各企業や各部署ではささやかな祝い事が行われています。

サクラ証券も簡単ではありますが、
ピザや果物などのデリバリーを頼んで打ち上げを行います。
思えば、2008年4月からこの会社の立ち上げに参加し、
2009年7月の営業開始までの期間と、
営業開始から6ヶ月間曲がりなりにも会社として
事業を展開できたことは、
本当に奇跡としかいいようがありません。

一からの会社の立ち上げは、
私自身にとっても始めてでしたし、
まして、ベトナムに証券会社を作るなんていったことは、
なかなか経験できることではありません。
このような機会を与えてくださった皆様には
心から感謝したいと思います。
もちろん不平もなく送り出してくれた妻や息子、
お前が帰るまでがんばるか、といって
私が緊急帰国するようなことがないよう
体調管理している年老いた親にも頭が下がります。

一方、従業員は、当初採用のメンバーから、
この6ヶ月で3人が抜けました。
日本人が経営を行うということで
一生懸命作ってきたこの証券会社に、
各人様々な思いや希望を持って入ってくれた
従業員を失うことは残念ですが、
まだ、サクラ証券に足りないものを改善し、
ベトナム人がベトナムの中で入りたい企業NO.1に
なっていくように心がけたいと思っています。

皆様、今年は本当にお世話になりました。
来年も驕ることなく投資家の皆様一人ひとりに
ご満足いただけるような会社にしてまいりますので、
引き続きご支援いただきますよう、
よろしくお願い申し上げます。


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2009年12月31日(木)

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