横山典生  新米のベトナムビジネス物語

ベトナムの証券会社で
唯一最初の日本人社長です

第74回
小旅行・1

先週、土日を使って地方都市のホイアンにいってきました。
ホイアンは、ベトナムの中ほどにある海沿いの町です。
ハノイで証券会社の設立に奔走していたこともあり、
ベトナムの他の都市に行ったことがあるのは
ホーチミンだけとお寒い状況でしたので、
思い切って行ってまいりました。

ハノイのノイバイ空港からダナン空港まで約1時間、
背の高いビルがポツンポツンと建ち始めている
ダナンの中心部を横目でみながら、
車を走らせて、20〜30分で到着します。

ずいぶんと歴史のある町でして、
1999年にユネスコ世界遺産として登録されているんです。
古くは、東南アジアの中継貿易の拠点(港町)として
栄えたようですが、確かに町には
中国風の古い建築物が立ち並んでおりましたし、
日本人墓地があったり、
日本橋という字が書いてある橋もあります。
(もちろん、日本人が作ったんでしょうね)

雑誌によると、15〜16世紀には日本人町があったとのことです。
町中を散策してみると、いろいろなお土産屋さんがありますが、
提灯(ちょうちん=ランタン)が有名なようで
夕方には道路沿いに綺麗な明かりが灯ります。

スタッフに聞いてみると絹の産地としても有名なようで、
絹を使った洋服なども多くありました。
銀座などのお姉さまが着るようなドレスの格安な物が
町中の店頭に溢れるように並んでおり、
男性としては華やかな光景に鼻の下を伸ばしてしまいます。

また、絹で絵画のような刺繍を作成しており、
200〜500USDで秀逸なものを見つけました。
ベトナムの正月(テト)明けには
私の社長室もできるようですので、
そこに飾るために購入したいと思います。

さて、ホイアンを選んだ本来の目的は、
海岸沿いのリゾート開発の様子を自分の目でみたかったからです。
ビーチ沿いを車で走ってみると、大きなリゾート施設があり、
綺麗なゴルフ場もすでに完成しています。
ハイアット・リージェンシーも塀で区切った状態で
広大な開発を行っています。
カジノは最近オープンしたようで、
どこかの国の王宮ばりの建物に、これでもかといったように
まばゆいばかりのライトが煌いています。
Crownとなっていましたので、豪州資本でしょうか?


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2010年1月19日(火)

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