横山典生  新米のベトナムビジネス物語

ベトナムの証券会社で
唯一最初の日本人社長です

第86回
やっとできました社長室

サクラ証券は現地パートナー所有のビルの
3Fと4Fの一部を使用して業務していますが、
4Fで先月、現地企業が1社退出したこともあり、
サクラ証券の役員でもある現地パートナーから
社長室を作ったらどうかという提案がありました。

日本企業のサラリーマン人生で部屋を持てるなんて・・・、
ちょっと感激、でも慣れていないし柄でもないので
躊躇していました。

一方で、皆様がサクラ証券をご訪問してくださっても、
いままでは恥ずかしいくらいの会議室しかなく、
意見交換させていただいたり、お待ちいただいたりする際に、
まことに申し訳ない気持ちもありましたので、
思い切って社長室を作ることにしました。

テト前に業者に作業してもらっていて、
私が入院中の12日に“完成した”とのメールが
現地スタッフから入っていましたので、
ハノイに戻るのが楽しみです。
これで、ご訪問いただいたお客様に
金融機関らしい対応ができそうですね。

費用は、8千万ドンくらいだそうです。約40万円。
安い!でもベトナムではこんな感じかもしれません。
机も、テーブルも手作りだそうで
(手作りといっても板を切って組み合わせただけの
高校の工作程度の出来かも?)、
この費用が高いか安いかは不明瞭ではありますが、
なかなか小洒落た感じに仕上がったようです。

部屋にこもって集中して仕事もできますが、
最近、私の小言が多くなったことで、現地スタッフが
社長の隔離をねらった仕業かもしれないと思ってしまうのは、
ベトナム人をあまりに信用しなかった過去のトラウマでしょうか?

今回までは、入院中の病院の特定の場所から、
日本アジア証券の総務部の
美しい女性社員の方に手伝ってもらって、
電話で話した内容を、このコラムに転記してもらいました。
激励のメールもいただいていると思いますが、
ご返信できていませんことをお詫びいたします。

来週からは現場からのレポートになります。
今後ともよろしくお願いいたします。


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2010年2月20日(土)

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