山本理さんの「男が語る美容に効く話」

第5回
家庭教師をしてわかったこと

私は学生の頃だけでなく、今も家庭教師のアルバイトをしています。
市原悦子さんが演じる『家政婦は見た』ではありませんが、
お家にお邪魔すると、それぞれのご家庭の様子がよくわかります。
大阪府では橋下知事が
学力レベルの低下に歯止めをかけようと奮闘されていますが、
今まで15人ほど生徒を教えている私は、
知事の理念に大いに共感できます。
読み書きソロバンと云いますが、
私が実際に教えている子供を例にとっても、
基礎学力の欠落している子が多いです。
小学校で習う、
分数の足し算や引き算が出来ない子や、
「私を」や「私は」と書くべきところを
「わたしお」とか「わたしわ」と、
ひらがなで書いている中学生がいました。
学校の先生は今まで何にも思わなかったのでしょうか?

しかし、その子たちも少しずつ理解が深まり、
初めの頃と比べると今では、ずいぶん学力がアップしてきました。
本人たちも自信がついてきているので
私もホッと胸を撫で下ろしているところです。
当然、学校の先生の責任ばかりではありません。
親の責任が一番でしょう。
親は子供が学校の勉強でわからないところがあれば
最低限のことは教えるべきだと思います。
大きな声で云うのは憚られますが、それをしていないのは、
親が無責任であるとも云えますが、
はっきりしていることは
親が子供の頃に勉強していなかったから
教えられないということです。

本日のコラムは、
美容と健康に関係ないテーマだと思われるかもしれませんが、
第1回でご紹介した男性のように、
教養や知性、品の良さが感じられる人は
やはり何かしらの勉強をされているようです。
そういった内面のモノが外に滲み出るようになるには、
一朝一夕では身につかないようです。
と、ここまで威勢良く書いてきましたが、
「じゃあお前はどうなんだ」と、
どこからともなく、もう一人の私の声が聞こえてきました。 
言葉が出ないので、今日はここまでにさせていただきます。


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