山本理さんの「男が語る美容に効く話」

第33回
株は下がれど、よい一年でした。

今年も残すところあとわずかになりました。
一年を振り返ると、
勉強を教えている中学生の一人が
リ−マン・ブラザーズが破綻した9月に、
これから世界経済が悪化の一途を辿ると、
私に講釈してくれましたが、
本当にその通りになってしまいました。 
まったく、どちらが先生だかわかりませんね。 

今回の金融危機では
世界の先導パトカーの役割を果たしてきたアメリカが、
玉突き事故を起こしたために、多くの国が巻き添えを喰いました。
今の状況は、
金融病院へ運び込まれた自国の応急処置をしたものの、
当初考えたより、傷口が深くて容態が思わしくないので
各国の執刀医が皆、どうしたものかと
メスを片手に思案顔と云ったところでしょうか。

さて、国内に目を転じれば、
秋葉原の英雄が総理大臣に就任しました。
人も羨むような閨閥を誇る麻生首相ですが、
大久保利通、吉田茂に続いて、
日本の英雄になれるかは来年が勝負どころですね。
マスコミの報道によると、
国会では解散風が吹き荒れているとのことでしたし、
私自身、地元の秋祭りに去年は姿を見せていなかった
某政党の国会議員が挨拶にみえたことで
解散総選挙の足音を聞いたように思いましたが、
空耳だったようです。
しかし、来年の9月には衆院議員の任期満了を迎えるために
いつ、政局が起きるとも限らないようです。

そうなると、来年は国内外ともに
目が離せない一年になりそうですね。

ところで、今年は私にとって非常に大きな1年になりました。
このハイQにコラムを執筆させていただくようになってからは、
私は持ち株の株価よりも、コラムのアクセス数を
チェックすることが楽しみになりました。
改めて、邱先生並びに編集部の皆様、
そして読者の皆様にお礼を申し上げます。

今日で今年の「カッコのいい人、こんな人」はおしまいです。
来年はパワ−アップしてお送りする予定ですので、
お付き合いのほど、よろしくお願いします。


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