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          第39回 
          中身も大事、外見も大事 
         やさしさや面白さ、そしてかわいらしさがあれば、 
          周囲から好かれて敬われるには十分ですが、 
          もう一つ高みの 
          ス−パ−じいさん、ス−パーばあさんを目指すには 
          外見もカッコ良くなければ、その資格は得るには不十分です。 
        外見と云っても、勿論容姿のことではなく、 
          こざっぱりした服をお召しになっているか、 
          そうでないかの違いです。 
          尤もファッションについて門外漢の私がこんなことを書くと 
          「自分の格好を鏡で見たら?」と 
          友人たちから注意されかねませんが、 
          60歳以上の男性は帽子や背広、 
          女性は薄い色合いの服の似合う人が良いと思いますが 
          皆さんは如何でしょうか? 
        実際、電車に乗っていると 
          年配の男性で背広姿の方をお見かけしますが、 
          私のほうまで気の引き締まる思いがします。 
          そして、帽子は背広ならハンチング、 
          普段着なら60、70代の方はキャップ、 
          80代の方はニット帽やベレ−帽がカッコ良く見えます。 
          また、最近のことですが、 
          何か大きなイベントがあったのか、 
          100人以上の60代前後の女性の方々が 
          ゾロゾロと歩いている姿を見かけましたが、 
          色がドギツイ洋服を着ている方は 
          性格までもがキツク見えてしまうように思いました。 
          どっちみち服を着るなら、お上品とまではいかないまでも、 
          下品には見えないほうがいいでしょうね。 
        そうは云うものの、結局のところ 
          ご自分の好きなようにされるのが良いのでしょう。 
          あるお家へお邪魔すると、 
          70代前半の女性はなんと 
          レザ−パンツを穿かれていました。  
          ジムに通われているためでしょうが、 
          贅肉がないと一見してわかる 
          そのスタイルの良さにも目を瞠りましたが、 
          いつも水風呂に入っておられる所為か、 
          お肌も他の同年代の方より張りがあって、きれいに見えました。 
          昔はさぞモテただろうと思わせるような 
          整った顔立ちをされていたので、 
          私が50年ほど前に生まれていたならば 
          プロポ−ズしていたかもしれません。 
          一瞬、そんな考えが頭の中をよぎるほど、 
          気持ちもカッコも若いス−パーばあさんでした。 
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