山本理さんの「男が語る美容に効く話」

第47回
人生も一局の将棋と同じ?

皆さんは日曜日の朝10時からNHKで放送されている
将棋番組をご覧になったことがあるでしょうか?
今、「テレビの故障かな?」と勘違いするほど
長い間、映像が変わらないのは囲碁と将棋番組くらいなもので、
時の流れがゆるやかに感じられ、
休日の朝を過ごすにはピッタリです。
そんなこともあってか、
「静」のイメージが定着している将棋ですが、
意外にも「動」の要素は多くあります。

たとえば、局面が佳境に入ると
頭の中をフル回転させ、
顔を真っ赤にして次の一手を考えたり、
体を前後させて読みにリズムをとるプロの先生がおられたり、
といったように
ルールをご存知ない方でも
対局時のプロの表情や仕種をご覧になると、
一見冷静に装っているように見えても、
実はどんどんアツくなっていることがわかり、
結構楽しめると思います。
また、さらによく見てみると、
対局開始直後はプロが駒を持ってから着手するまでの
一連の動作は優雅で落ち着いていますが、
序盤で見られたその手つきも、
終盤になるにつれ、駒音が高くなったり、
桝目のなかに駒が斜めになって置かれていることも
しばしばです。

しかし、もう一方で優勢を意識した側は
駒音が高くなることはあっても、
終始、ゆったりとした動作のままであることも多いです。 
これは、先の局面の見通しが明るいので
落ち着いてもいられるということでしょうね。

かと思えば、記録係の秒読みの声を聞いて
慌てて指した手が大悪手だったというのは
プロでさえあるのですから
人間味が感じられて、とても面白いです。

人生のベテランも、
将来どんなトラブルに巻き込まれるかわかりませんが、
多少のお金と健康と家族円満であることが、
いい人生航路を歩むための栄養源になるでしょうね。
またエラソウに書いてしまった私ですが、
これから、人生市場で
三種の神器を仕入れに行くところです。


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