山本理さんの「男が語る美容に効く話」

第52回
ユニクロ大好き

私は頭の上から爪先までユニクロのブランドで身を固めていますが、
衣料品業界での一人勝ちを象徴するかのように、
街でユニクロの袋を手にしている人はよく見かけます。
しかし、流行にのるのも良いのか悪いのかわかりません。
というのは、最近のことですが、
私が電車に乗ると目の前の大学生が
色も形もまったく同じダウンジャケットを
着ていたことがあったからです。
道を歩いていると向こうからやって来る人が
同じ服を着ていたために喧嘩になった人がいたと
聞いたことはありますが、
それは行き過ぎだとしても、
確かにお互いにいい気分はしませんものね。
私は「趣味の良い人がいただけだ」と自分に言い聞かせながら、
隣の車両に移動しましたが、
偶々私と同じ格好をしている人がいたというわけではなく、
私が人と同じような格好をしていたということでしょう。
お洒落とはシンプルだけど、
さりげなく人と違った格好をすることだと思っていますが、
こんな場面に遭遇したことを考えれば、
悲しい哉、私はさしずめ
「カッコ悪い人」に色分けされるのでしょうね。

友人にはお洒落な奴がいて、
服の買い物に付き合うこともあります。
これは彼がそれだけ関心を持っているということでしょう。
何かをモノにするなら時間を投資することは
必須の条件でしょうから、
服装に気を遣う人ほどお洒落なのも頷けます。
本人にそれを言うと、
「そんなことはない」と否定しつつも、満更でもなさそうですが、
彼はベンチに座っていると
カメラマンから声をかけられ撮られた写真が 
ファッション雑誌に載ったこともあるくらいですから
やはり、センスがあるのでしょう。
友人の首から上は私とドッコイドッコイに思えますが、
このことからも「布一枚」で
印象が変わるものだと教えてくれます。
私なんぞ、知らない人から声をかけられるといったら
道を尋ねられるときくらいなものですから
エライ違いですね。


←前回記事へ 2009年2月8日(日) 次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ