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          第71回 
          美白よ、もう一度 
         色白の私は 
          女性から羨望の眼差しを向けられることに慣れていますが、 
          肌の調子がちょっとおかしいな、と感じたのは 
          今年にはいってからのことです。 
          そして、私が生まれて初めて手入れをしようと考えて 
          頭に浮かんだのは次の条件でした。 
        1.毎日簡単にできるものであること 
          2.長続きすること 
          3.財布が痛まないようにすること 
        1から順番に見ていくと、 
          私は面倒くさがりなので、 
          とてもじゃないですが、 
          自分の顔のことに多くの時間をかけていられません。 
          2も同じ意味で、 
          勝手に体が動くほどの日課にするなら 
          シンプルなものがいいと考えました。 
          3についていうと、 
          肌がきれいなことも美人だと思われる条件の一つでしょうが、 
          もし、お金と美人が比例の関係にあるのなら、 
          長者番付が世間に公表されなくとも、 
          街を歩いているだけで誰がお金持ちかわかるので、 
          人相見が商売の人も随分助かるのに 
          そうでもないのところを見ると、 
          お金をかければいいってことでもないのでしょう。 
        そうして、思いついたのが野菜ジュ−スと果物ジュ−スを 
          それぞれ毎朝飲むということです。 
          生野菜を食べるのは量が多くて大変ですが、 
          ミキサ−を使えば、包丁を使うよりも手っ取り早く 
          口に入れることが出来ます。 
        これはアンチエイジング読本で  
          お医者さんが、がん再発予防として紹介されており、 
          がんに効くなら肌にも効くのではないかと思ったこと、 
          また、是川銀三さんが二十代の頃、 
          肺結核で倒れたときに肉食から野菜を中心とした生活にすると、 
          三週間で体の調子が良くなり、 
          担当医も驚いたと本に書かれていたことが 
          私のこの小さな計画を後押しすることになりました。 
        そして早速、近くのスーパーでミキサ−を買いました。 
          さて、この結果がどうなるかわかりませんが、 
          誰に言われたわけでなく始めたこの人体実験は 
          少し気になっていた私の胴回りにも効果があるかもしれません。 
          そのうち、よい変化が現れれば 
          読者の皆さんにご報告したいと思っています。 
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