第89回
外国人の姿を目にすることが多くなってきました

最近、外国人の姿を目にすることが多くなってきました。
それも観光客よりも日本で生活している人です。
なかでも中国人が多く、
コンビニエンスストアやディスカウントストアでは
中国人名が書かれた名札をつけ、
日本人に交じって働いている人を見かけることは
そう珍しくありません。
皆さんがお住まいの地域ではいかがでしょうか？

ところで、私には行きつけのお店があります。
バーと云えたらカッコいいのですが、そうではありません。
残念ながらファーストフードのお店です。
ファーストフードのお店にも拘らず、体に悪いと思って
ハンバーガーを注文しないので顔を覚えられたようですが、
通って何ヶ月目でしょうか。
レジに立つ中国人から「今日もホットココアですか？」
とこちらが何も云わないうちに聞かれるようになりました。
これって、以心伝心ってやつでしょうか。

接客がマニュアル化されているとは云え、
そのお店で働く中国人の彼女たちは
二人とも日本語を流暢に喋ります。
そして、私がこんなことを云うとエラそうですが、
いつも体を動かしていると云う印象を受けます。
トイレがきれいなお店にはお客さんが集まると云われますが、
私がトイレに入ろうとすると、ドアが閉まっているので
その前で待っているとなかから
ゴミ袋を手にした彼女が出てきたことが何度もありました。

中国人ばかりではありません。
先週はインド人かパキスタン人かわかりませんが、
電車の座席に二、三十代の五人が
横一列に並んで日本語の問題を解いていました。
アジアの国はまだ貧しい国も多いと云われていますが、
家族の期待を一心に背負って
日本で必死に勉強されているのではと思うとハッとさせられますね。