第10回
中国の上昇は続く
さて前回は中国崩壊論の二冊、
今回は肯定論のこんな論調のものもご紹介しましょう。
題名「2006日本経済」で
高橋乗宣さんは
「楽観論が支配する日本経済への警告書」
とし問題点を指摘しました。
しかし中国については反対に
「中国の上昇はまだまだ続く」と言い、
さらに「その上昇気流は30〜40年続く」と書いています。
竹村健一さんは「日本の大変化がわかる」と題した新刊書に
「中国経済が順調に成長するはずがない、という意見もあるが」、
と前置きして
「15世紀までは中国は世界一の大国だった。
いま再び世界ナンバーワンの地位に昇ろうとしているのだ」
と歴史的視野を持つようにすすめています。
また上海で中国ビジネスに精通する日本人弁護士の言葉
「中国で商売するのは危ないというのは偏見」を紹介する。
また世界のマスコミに詳しい竹村さんは
中国報道について
「反日デモや中国政府の強硬姿勢ばかり日本では報道されるので、
中国に対する警戒心が高まっているが、
実は中国に関する情報は非常に少なく限定されたものである。
これは知っておいたほうがよいだろう」
と書いています。
その通りですね。
だからQさんは情報の偏りがある日本を脱出され、
居を香港に、そして上海に移されたのですね。
ここを本拠にアジア各地を飛び歩きながら
最新ホットな現場情報を365日発信してくださる。
日本の新聞雑誌テレビが伝えない貴重な情報を
私たちHiQ読者はリアルタイムでキャッチできるのです。
Qさんの新刊書の題名
「それでもとまらない中国の大成長」
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