幸せに生きるためのキーワードは「明るく考え・本気でやること」
「趣味はQさん」やる気起しの仕掛け人・山崎きよしさんが笑顔で語る

第12回
中国株で失敗しました

もう何年も前のこと、
小指を立てて
「私はこれで失敗しました」
というポスターが笑いを誘いました。
私の場合、それが中国株ですから
ムードのない話、自慢にならぬ失敗談です。
ココだけの話ですから小さな声で話します。

Qさんは
「株式投資をやるなら経済の成長しきった国《日本》でやるより、
 経済が高度成長の波に乗り始め、
 これから成長が続く国《中国》でやるに限る」
と考えられて、かなり早い時期から
「中国株に注目せよ」と云われました。
いまから10余年も前でした。
私は日本株の実績があり、そこそこの成績でしたが、
中国株は初めてです。
そこで早とちりの山崎は、
中国株に力を入れている中堅証券を訪ね、
社長さんに面会、中国株スタッフの方を紹介され
レクチャーを受けました。

社長さんは中国企業訪問から戻られたばかり、
「IT産業F社がおすすめです。」
「北京大学出資のこの会社なら間違いない。」
「この1社に集中が良い。」
「先方の社長にも会ってきたから大丈夫。」
と太鼓判を押されました、

F社は当初は一割上がりましたが、
次に買値の半分になり、ついに20分の1になりました、
ピーク11香港ドル、現在もボトムの0.5ドル前後。
恥ずかしい話です、仮にも銀行支店長を勤めた男がです。
すべて自己責任、大きい声では言えないので、
小さな声で話しているのです。

Qさんの本を読み直して愕然としました。
証券会社に相談するな、銘柄は分散、と書いてあります。
あまりにも無知でした。
そのQさんのアドバイスです。
中国株は「鬼の棲む宝の山」といわれ
「情報・ヒントはあげますが、銘柄は自己責任で選びなさい。
 人を頼るな、しっかり勉強しなさい」
最高の先生はQさんなのでした。
学ばなきゃソンソン、私は大損しました。


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