幸せに生きるためのキーワードは「明るく考え・本気でやること」
「趣味はQさん」やる気起しの仕掛け人・山崎きよしさんが笑顔で語る

第41回
上海今昔・18年の変貌

山崎の始めての中国旅行のきっかけは、
N銀行のIさんから誘われた家族旅行でした。
Iさんは、3年前、単身、江蘇省南通に乗り込み開設した
N銀行駐在員事務所長でした。
任務を終え、帰国を前にしての家族旅行に
山崎は家人と同行することになりました。

1988年3月24日、
関西空港から上海空港へ。
空港から投宿先のホテル和平飯店へ。
部屋に入ってテレビのスイッチを入れました。
画面に眼は釘付けになりました。
言葉が分かりませんが、交通事故らしい、
それに担架に乗せられている学生は日本人らしい。
東京へ電話して大事故を知りました。
正面衝突の列車事故が発生、
多数の日本人修学旅行生が亡くなられました。
波乱の中国探訪の始まりでした。

18年前の上海の印象は人民服と自転車溢れる灰色の街でした。
共産党本部の付近は銃を持った軍人が往来して、警戒に当たり、
物々しい雰囲気でした。
有名動物園に行けば、ガランとした閑散さに拍子抜けしました。
英帝国の名残をとどめる平和飯店での
上海バンスキングの演奏にくつろぎました。
山崎が見たのは、1988年以降の僅か18年間の上海ですが、
この短期間で、これだけの劇的変化を見せた都市は、
世界でもめずらしいでしょう。
中国が経済面で急成長を遂げたのは90年代、
以降、高度成長を続け、いまや外貨準備高で世界一となりました。
世界最高の成長を続け、世界の資金が集まる中国ですが、
その最先端を突っ走る都市が上海です。

邱先生も、居を上海へ移され
「まず上海に来て、見てください」
先生は、言葉だけでなく、昨年の反日デモの時期にも
「上海を勉強する会」を実施され、
「上海邱友会」に参加を呼びかけられました。
躍進する中国の空気を吸うためには
上海に来るだけでも間に合います、とよくおっしゃいますね。

山崎はここ上海で「見聞・体験」という
貴重なお土産を詰め込んで、
本日、午後のANA機で帰国します。
次回はあなたも一緒に上海へ・中国へ。


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