幸せに生きるためのキーワードは「明るく考え・本気でやること」
「趣味はQさん」やる気起しの仕掛け人・山崎きよしさんが笑顔で語る

第65回
「本気」のひとり歩き・長嶋監督へ

わけあって中学3年を二度、そして高校へ、戦後5年、
やっと疎開先長崎から戻った山崎は19歳、A学院へ。
「静香詩集」の著者・後藤静香先生を訪ね、ご挨拶しました。

50年前、母が長崎の女学校1年生のとき、
数学の教師だった先生は、
教え子第1号の母の三男坊・山崎を、笑顔で迎えて下さり
「毎月の勉強会に顔を出して下さい」といわれました。
先生の36歳の代表作「静香詩集」は、
大正から昭和にかけてのロングセラーとなり、
社会教育者として全国的に活躍されました。
毎月の「静香詩勉強会」には学生・社会人を通じ15年、
皆勤の山崎でした。
先生ご老齢のため、出席が難しくなってからは、
先生のご指名で司会者を務めさせていただき、
先生の没後も35年続けたことになります。

司会者小川宏さんの著書に、こんな記事がありました。
長嶋茂雄さんの座右の銘が知りたい。
東京ドームの監督室に掲げられていると聴いた。
パートナーだった松倉悦郎アナに頼んでみた。
長嶋監督に1分間の限定で入室を許された松倉アナ、
必死でメモして伝えてくれました。
「本気ですればたいていのことはできる、
本気ですれば、何でもおもしろい。
本気でしていると、誰かが助けてくれる」
この話はスポーツ記者の誰も知らない話です、
と小川宏さんは結んでありました。

発刊以来85年、
数百万部の詩集を通して日本中に浸透した「本気」が、
いまも日本各地で一人歩きしています。
「詠み人知らず」として。


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