米山公啓  脳とからだの健康方程式

今日から変えること

第5回
色白は健康の証

歳を感じさせるのは、
やはり顔のしわではないでしょうか。

年齢の割に老けてみえる人、
反対に年齢の割に若く感じる人がいます。
その差はやはり皮膚の若さ、
つまりいかにしわがないかではないでしょうか。

しわを増やしてしまう最大の原因は、太陽の紫外線です。
紫外線を浴びれば浴びるほど、
皮膚の老化は進んでしまうのです。

紫外線によって皮膚は乾燥し、
皮膚の弾力性が失われ皮膚の張りがなくなってしまいます。
さらにシワ、シミ、皮膚の肥厚が起きてくるので、
ますます皮膚は歳をとります。

昔は、健康のために日光浴がいいなどと言っていましたが、
いまや皮膚の若さを保ちたいなら、
できるだけ生涯にわたって紫外線に当たらないこと、
これが皮膚の老化予防では最も大切なことです。

とは言っても外に出ないことには仕事になりません。
そんなときは、日焼け止めクリームが必需品です。
最近では男性用日傘まであります。

ただ、できてしまったシミを取り除くことも可能です。
その治療に使うのが「トレチノイン」が含まれる軟膏です。
「トレチノン」はビタミンAの誘導体で、
皮膚の若返り薬として海外では普通に医療で使用されています。
日本では皮膚科の専門医を受診すれば使用してくれるはずです。

また紫外線以外で皮膚の老化を早めるのは喫煙です。
「タバコ一本しわ一本」と言われるくらいです。

夜布団に入ってから脚が妙にかゆくなり、
ムズムズすることがあります。
これも皮膚の老化が進んで乾燥肌になっていることも原因です。

やってはいけないことは、お風呂で皮膚をこすりすぎることです。
こすりすぎによって
大切な皮膚の油気を取ってしまっているのです。
お風呂に入っても、皮膚をそんなにこする必要はないのです。

紫外線から逃れ、皮膚の若さを保ちましょう。


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2009年8月10日(月)

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