米山公啓  脳とからだの健康方程式

今日から変えること

第9回
オヤジ臭の消し方

加齢臭(オヤジ臭)は自分ではわかりにくいものです。
自分が発している匂いは意識できないから、
自覚できないのですし、
だれもはっきり指摘してくれないからです。

加齢臭の原因は、
不飽和アルデヒドの「ノネナール」であることがわかっています。
残念ながら本当にオヤジ臭はあるということです。
もちろんこれは男性だけに特有ではなく、女性にもあるのです。

ただ女性の場合は、
女性ホルモンが、加齢臭を防いでいるので、はっきりしません。

しかし、高齢になって女性ホルモン分泌が低下してくると、
だんだんオヤジ臭が出てくるのです。

オヤジ臭を作り出す原因のひとつである活性酸素は
生活習慣病やガン、老化などを引き起こします。
活性酸素が増えると、オヤジ臭も増えてしまうのです。

これから考えると、オヤジ臭がない人は、
若さも保っているとも言えるのです。

まさに身から出たサビがオヤジ臭の原因とも言えます。
活性酸素は、ストレス、過激なスポーツ、喫煙、
紫外線などで増えるので、努力すれば減らすことは可能です。

禁煙、紫外線をできるだけ浴びないということでも、
オヤジ臭を減らせるのです。
食べ物で予防しようするなら、
抗酸化物質であるビタミンCやEを含む食べ物や緑茶は、
オヤジ臭を防ぐには有効なのです。

しかし基本は皮膚を清潔に保つことです。
皮膚での細菌感染もオヤジ臭を作り出します。
特に夏には、シャワーに入って、
ちょっと香りのいいバスソープなど使ってみるのもいいでしょう。

また食事の内容も影響して、高たんぱく、高脂肪という
動物性脂肪過多の食事だと、加齢臭の原因を作ってしまいます。

だから、加齢臭の少ない人は、
長生きで健康な状態とも言えるのです。


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2009年8月24日(月)

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