米山公啓  脳とからだの健康方程式

今日から変えること

第23回
仕事ができる脳3 仕事脳の作り方

努力するというのは、
仕事をしていけば当然のことです。
超一流のプロ選手たちを見ていると、
あの天才長嶋ですら、
実は人知れず努力をしていたということが最近言われています。

彼らは自分たちが持っているイメージを大切にして、
その期待を裏切らないように、努力していたのです。

天才と呼ばれる人たちは、
1万時間あるいは10年間の努力の積み重ねが必要だと、
言われています。

つまり天才脳を作るには、時間がかかるのです。
時間をかけて刺激していくことで天才脳、
あるいは、専門的な脳に変化するということです。

自分がある仕事のエキスパートになるには、
毎日3時間、365日休むことなく、努力しなければ、
人よりずば抜けた能力を身につけることは難しいということです。

安易に即、仕事ができるようになりたい
と思う発想自体が間違いなのです。

自分を変える、つまり自分の脳を変えていくことこそ、
本当に仕事ができる人間に変わるということでしょう。

自分がどんな仕事に向いているのか、
なかなかわかりませんし、
だれもそれをアドバイスしてくれません。
重要なことは、あきらめることなく、
様々な仕事に当たっていくということです。

その中から自分にもっとも向いている仕事に遭遇したとき、
あなたの能力がもっとも活かされるのです。

自分が向いている仕事に遭遇し、
そこでたゆまぬ努力をすることで、
脳がその仕事にもっとも向いているように変化して、
人より優れた能力、つまり仕事ができる人間に変化するのです。

やみくもに、努力すればいいという時代ではありません。
自分に向いた仕事、
つまり仕事をしていて楽しいとか
満足感が得られる仕事をまず探すことが、
仕事脳に変化させる第一歩です。


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2009年10月19日(月)

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