米山公啓  脳とからだの健康方程式

今日から変えること

新年のご挨拶

新年おめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。 

あっと言う間に1年が過ぎていきます。
歳とともにその速度が速くなっていくように感じるものです。

子供の頃の1年の長さは、
まるで永遠のように感じていたものです。

夏休みもずいぶん長く感じたものです。
しかし、今はいつ休んだのかすら、忘れてしまうほど、
あっという間に時間が経過していきます。

この時間経過の感覚の変化は、いろいろ説はありますが、
あまり新しい情報がない、新しい体験をしなくなった、
同じような繰り返しの中にいながらそれに気がつかない、
そういったことも原因だとされています。

外来に来る患者さんも
「血圧にまったく変化がないことはいいことなんですよね」
と変化のないことを、治療効果と考えるものです。

もちろん医療は変わらないことも、重要ですが、
脳にとっては時間経過を長く感じるような変化が必要です。

もうひとつの原因は、
脳の中にある時間感覚の中枢の
針の進み具合が加速していくのかもしれません。

その針を遅らせるには、
新しいことへの挑戦を続けるしかないのです。

子供の時のような、
新しい体験に満ちた日々を取り戻せれば、
私の脳は若さを保ち続け続けられるのです。

今年はより挑戦的に生活して、
長い1年を体験してみたいものです。


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2010年1月1日(金)

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