米山公啓  脳とからだの健康方程式

今日から変えること

第49回
脳が若返る「メモなしで買い物をする」

リモコンの小さな水銀電池、歯磨き粉、
壁に引っかけるためのフックなど、
普段生活していると、あれがない、これがないと思いますが、
いざ買い物へ行くと
何が必要だったのかなかなか思い出せません。

どうしてもそれがなければ困るという物や、
いま必要ということであれば、
メモをしないでも思い出せます。

例えば食料品は買い忘れるということはないでしょう。
それは朝食事をするというシーンを思い出せば、
何が必要かすぐに思い出せるからです。

小物はなくてもいいものですから、
メモをしておかない限り、
いつも買いそびれてしまうことになります。

難しいのは、チューブに入ったショウガがあるけど、
わさびはないというような場合、
どっちが残っているのか思い出しても、
しっかり記憶はしていないので、
思い出すことはできません。

冷蔵庫の中に何があるか、しっかり記憶して、
買い物へ行ってみましょう。
それが記憶の訓練になります。

でも、一品一品の名前を覚えるのは大変ですね。
そこで、冷蔵庫の中の写真を撮るつもりで、
映像的な記憶として覚えることにチャレンジします。

まずは覚えやすくするために、バターやドレッシング、
牛乳など日常品について、
「いつもの置き場」を決めましょう。

そして、買い物に出かける前に、
冷蔵庫を開けて何があるか確認します。
そのとき、いつもの場所にないものはないか、
覚えるという意識を持って見ることです。

そのとき、確認のためにデジカメで撮影しておきましょう。
買い物のときメモを見ないで、
買い物をする癖をつければ、
常に記憶力を刺激できます。


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2010年1月25日(月)

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