米山公啓  脳とからだの健康方程式

今日から変えること

第58
デジカメで視覚情報を意識しよう

デジカメは携帯電話にもついているので、
面白いとか、これを残しておきたいと思ったとき、
画像データで残すことは非常に簡単になりました。

可能であれば、
1日の出来事を映像で全部記録できればいいでしょうが、
それができたとしてもあとから見直すことは不可能でしょう。

ビデオカメラを買うと、
なんでも撮って残しておこうと思いますが、
実際には、それを編集しない限り、
なかなか見ることがないものです。

その点、デジカメの画像は、
自分が見たという意識の記録です。
そこに意味があるのです

読んだ新聞記事、その日に食べたもの、会った人など、
画像データで残していけば、自分の1日の記録になるだけでなく、
自分が何に興味を持っているのか知ることができます。

記憶は時間経過で薄れていきます。
しかし、画像を見直すことで、記憶が甦ってきます。
脳を画像で刺激することは、
頭の中だけで思い出そうとするより、ずっと楽なはずです。

もの忘れが気になると思うなら、
なんでもデジカメに撮っておくという方法でもいいでしょう。

いずれにしても、自分が見ていたものを残しておくことは、
いままでは考えられなかった新しい記録方法なのです。
フィルムのカメラではそんなになんでも撮る
ということはできませんでした。
選んで撮っていたからです。

デジカメのようにフィルムを意識しないで、
何でも撮るということは、見たもの、
見えたものを記録していることになるのです。

自分がそこにいたという証にもなるので、
残った画像には、
あなたの考えが残されていることにもなるのです。

自分の視点でどんどん画像記録していくこと、
そこからまた新しい発想が生まれるはずです。


←前回記事へ

2010年3月1日(月)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ