米山公啓  脳とからだの健康方程式

今日から変えること

第87回
朝の習慣 ネクタイを考える

朝どんなネクタイを選ぶか、迷うことがあります。
その日の気分でなんとなくということが多いかもしれませんが、
ネクタイはその日の行動に会わせて
何本が持っていくほうがいいでしょう。

つまりワイシャツやスーツはそんなに変化がつけられないですが、
ネクタイは比較的思い切ったものを使うことができます。

着る物への気配りは、
それ自体が自分の気持ちに大きく作用するはずです。

時間がないからなんでもいいという姿勢は、
仕事にも影響しかねないからです。

おとなしい色と派手な色、柄も目立たないものから、
宴会で話題になるような派手なネクタイもいいかもしれません。

他人の目を引きつけることで、自分自身の緊張感が変わってきます。

つまり同じような格好で会社のなかで埋もれてしまっては、
自分の存在がはっきりしなくなります。

いつも動物のネクタイをしているとか、
自分のトレードマークのようにしてもいいでしょう。
営業へ行ったとき、
そのネクタイだけでも話題にすることができるかもしれません。

私の知り合いの院長は、
ちゃんとしたバッグをいつも持っていないのです。
どこかでもらった普通の紙袋に
書類や大事なものを入れて歩いています。

院長が両手に紙袋を持ってあるいているので、
一度会っただけで、覚えてしまいました。

そういった、相手が思いもよらない目立つ格好で、
なおかつ嫌みにならないスタイルこそ、
むしろ共感を呼んで、親しみがわくものです。

ネクタイで相手に共感させるような季節の花や、
動物柄など、派手ではなく品のいい驚きを与えましょう。
それが自分が見られているという緊張感を作り出して、
脳が元気になるはずです。


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2010年6月18日(金)

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