米山公啓  脳とからだの健康方程式

今日から変えること

第100回
脳が元気になる思考訓練

<その1. マイナスをプラスにする>

前向き思考が脳を元気にしたり、ストレスを早く解消することは
以前、この連載でも述べてきました。
それをもう少し具体的に考えてみましょう。

これは脳の中だけで状況を切り替えるための思考訓練とも言えます。
意識的に考え方を変えていくことができれば、
どんな窮地でも脱出することは可能ですし、
それが脳を活性化していきます。

1)お金がない

銀行の貯金がなくなってくれば、だれでも不安になります。
アルバイトで稼がないといけないと、仕事のことを考えるでしょう。
もちろん収入を増やす方法を考えることも、
解決する方法ですが、
お金がないことで、普段の生活を制限することで、
逆に元気になるかもしれません。
つまり食事の量を減らすと長生きをすることがわかっています。

いままで好きなように食べていたなら、
食べる量を減らすいいチャンスということで、
無駄な買い物をしないようにできます。

食費を切りつめると考えれば、どこか寂しいですが、
ダイエットしているのだと思えば積極的な考えになります。

お金がないことをプラスにするには、そんな発想が必要です。
お金がないから借金をするというのではリスクを高くするだけです。
限られたお金の中で、どう生活するか考えることが、
脳を 刺激することになりますし、
買うことではなく、思考することで、厳しい状況を突破するのです。

2)仕事がない

仕事がないと、別な仕事を探すことになりますが、
自由に考える時間ができたと思えば、前向きになり、
新しい発想も出てきます。

思考自体にお金はかかりませんし、
その訓練でアイデアがわいてくれば、飛躍できるかもしれません。
焦らず、時間に縛られない環境で、
自分の自由な発想をして、何ができるかを考えてみましょう。


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2010年8月23日(月)

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