米山公啓  脳とからだの健康方程式

今日から変えること

第102
ポジティブシンキング

日常のちょっとした失敗やツキのないことを、
いかに前向きに考えればいいか、練習してみましょう。

(1)電車に乗り遅れた。

朝、もう少しのところで電車に乗り遅れたとき、
朝からツキがないなあと思うものです。
それをプラスにするには、次の電車が来るまで、
ウォーキングをすればいいと考えて、
駅構内を歩いてみましょう。
健康作りに役だった時間と思えば、
電車に遅れたことなど忘れてしまうでしょう。

(2)自分のプレゼンが認められなかった

会社の会議ではよくあることかもしれません。
自分に実力がないためなのか、
アピールする力がないためか悩むかもしれません。

しかし、新しい企画がそうそう理解されることはありません。
むしろ理解されない企画はオリジナリティが高いと思って、
さらにその企画を練り上げてみましょう。
出版社の新刊企画などでも、
売れないという意見が多く出ても、
出版してみたらベストセラーということがあるのです。
否定されることは、
自分に独自性がある企画を出せる能力があると信じることです。

(3)昼食でレストランが満席

日常のちょっとしたことですが、
こういうことをいかにプラスにできるかが、
思考訓練として大切です。
行きつけのレストランが満員であれば、
行ったことのないレストランへ行く良いチャンスです。
そこに思いがけない人に出会ったり、
意外においしい店を発見できるかもしれません。

半ば強制的に行動を変化させなければいけない時は、
むしろ新しい経験ができるチャンスなのです。
自由であれば、同じようなことをしがちですから、
むしろ満席でチャンスと思うべきなのです。

自分にとって面白くないことを、
いかにチャンスに変えていくか、これをくり返していけば、
創造性のある脳にもなっていきます。


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2010年8月30日(月)

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