新入生、荒木尊史さんのQさん経営学実践奮闘記

第26回
日本では成り立たない愛人探しのクラブ

以前のコラムで、
成都にあった大型クラブの青年マネージャーの話をしましたが、
その青年と成都市内で流行っているクラブ(大型バー)を、
参考の為に見てまわった時期がありました。

その中でも特に印象に残っているのが、
単向道(一方通行)と言う名のクラブです。
このクラブ、成都の中でも老舗と呼べる
歴史の有るクラブと聞いていたのですが、
評判どおりワンフロアーで2000m2はありそうな店内は
お客でごった返しています。
ようやく席を見つけてお酒を注文しようとしたところ、
なんと成都の一般的なクラブやバーの
2倍近くの値付けがなされています。

???
わけが分かりません。
こんな高いクラブに
なんでこんなにお客が溢れかえっているのか?
しかも、男性客の年齢層が若干高いことが気になります。
その答えは乾杯のビールが届いた頃には分かりました。
このクラブ、
なんと男女が出会いを求める場に特化したお店だったのです。

店内に幾つかあるLEDの電光ボードには、
ひっきりなしに
男性や女性のプロフィールと連絡先が記載された文言が
右から左に流れています。
しかも実名どころか、
会社名や役職まで記載している紹介文もあります。
テーブルの上には紙と鉛筆がおいてあり、
どうやらそれに記入して店員に渡す仕組みの様です。
また、このお店の女性スタッフは天使の格好をしており、
その天使を使って
近くに好みの異性がいた場合は、
代わりにその思いを告げてもらうようです。

びっくりしたのは、女性客の方が多いことです。
明らかに人生の一発逆転を狙っている感があります。
このお店の高い酒代を奢ることのできる
男性が集まるクラブとして、
女性から見ても“ハズレ”の少ない出会いの場なのでしょう。
最近の日本では所得格差の拡大が話題の様ですが、
まだまだこのようなクラブがビジネスとして成り立つには
難しいレベルではないでしょうか。
まあ、“サクラ”を使うのであれば話しは別ですが、、、。


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2007年4月26日(木)

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