新入生、荒木尊史さんのQさん経営学実践奮闘記

第62回
みんな元気が一番です

健康の有り難さは病気にならないとわからないと言いますが、
本当にその通りだと思います。
怪我もそうです。
普段は考える機会もないと思いますが、
病気、怪我に無縁の生活には感謝するべきでしょう。

スタッフの誰かが病気や怪我をしてしまうと、
本当に気が沈んでしまいます。
時にはそれこそ
仕事どころの騒ぎでないことになる場合だってあります。
スタッフの健康管理や安全管理も経営者の仕事だと
強く思った事件がありました。

それは私がまだ成都にいた頃、
2004年10月の国慶節の1日目でした。
スタッフと一緒にレストランで食事をとっていると
私の携帯電話が鳴り、
グループの日本人スタッフから
「荒木さんのところの社員が交通事故にあったらしい」
と連絡を受けました。
すぐに幹部に連絡をとり、
そのなかの1人が朝刊をもってやってきました。
事故が新聞に載っているというのです。
めちゃめちゃになった自転車と跳ねた車、
野次馬の人々が写っていました。
何が書いてあるかよくわかりませんでしたが
“重傷”と書いてあるのは理解でき、
目の前が真っ暗になりました。

暗い気持ちを引きずりながら、すぐに病院へ向かいました。
集中治療室に入っているかと思ったのですが、
一般病棟の部屋に
他の大勢の比較的健康そうな入院患者に混ざって
彼女が家族とベッドにいました。
何と事故にあった彼女、
奇跡的に骨折もせずに軽い脳震とうと
鞭打ち、擦り傷ですみ、
医者も「若いから体がやわらかかったんだろう」
といっていました。

1ヶ月後には、
何事もなかったように仕事場に復帰しましたが、
スタッフの皆が元気に出社してくれる、
当たり前のことだと思っていたことが、
どんなに有り難いことであったのかが
身に沁みてよくわかりました。
ちなみに彼女が事故を起こした原因は、
中国全土でも問題になっているのですが、
田舎から都会に出てきて間もない事で、
交通事情に慣れていないことと、
交通ルールを知らないことにありました。

それ以降は、
定期的に行なわれる交通安全集会には
全社員を参加させるようにしています。


←前回記事へ

2007年7月19日(木)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ