新入生、荒木尊史さんのQさん経営学実践奮闘記

第97回
中国人はB型が多い!?

最近、ふと気が付いたことがあります。
思うところがあって、
スタッフの履歴書のファイルをパラパラと捲っていたのですが、
血液型が“B型”のスタッフの数が目立ちます。
おや?と思い、近くにいたスタッフに
「中国は何型の人が多いの?」と尋ねたところ
「そりゃB型ですよ、日本はそうじゃないのですか?」
と言われました。
「いや、日本じゃA型が一番多いと思うよ」と答えると、
「中国ではA型はABに次ぐ少数派ですよ」とかえってきました。
皆も「そうだそうだ」と頷いています。

なんだか興味が沸いてきたので、
早速インターネットで調べてみたところ、
北部では皆の言うとおりB型が一番多いようです。
しかし、南部ではO型が多く、
地域によってそれぞれの特徴があるようでした。

血液型が性格に
なにかしらの影響を与えているのかどうかはわかりませんが、
中国は想像を超える大きさの国なので、
同じ漢民族でも地域によって性質が違うことは
間違いないと思っています。
実際、この私ですら最近は
それぞれの地域の長所、短所が
見えてきたように感じているほどです。
もちろん、出身地域によって
性格や性質を判断してしまうのは乱暴ですし、
あくまで“その傾向がある人が多い”というだけのことで、
参考程度に留めておく程度で良いのではないでしょうか。

しかし当の中国の人々は、地域の違いを物凄く意識しています。
ちなみにダントツで評判が良いのは山東省です。
実際、私自身もかなり良い印象をもっています。
事務処理にしろ、配膳サービスにしろ、
基本的に黙々と仕事をこなすタイプが多く、
自己主張が強い中国では重宝がられています。
逆に一番評判が悪いのは、、、まぁいいでしょう。
やめておきましょう。

通説では、中国人は
“顔はアジア”でも“性質は欧米”に近いと言われています。
なので、日本と中国の両国での赴任経験を持つ
欧米人の総経理などは
「内に秘める日本人より、
はっきり言う中国人の方がよっぽどわかりあえて扱いやすい」
と言います。
確かにしゃべり方なんて
映画でみるアメリカ人そのものという時もあります。
例えば、日本人はあまり使わない
“ジェスチャー”を中国人は多用します。
口と手をフルに使っていつも忙しそうにしゃべっています。
また、会議中でも片肘を机について聞いていたり、
椅子から今にもずり落ちそうになりながら座っている人もいます。
やはり“大陸”の人々は大らかなのでしょうか。
細かいことはあまり気にしないようです。


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2007年10月9日(火)

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