夜の銀座をご存知?・浅川夏樹

酔ったふりして本当のことを

第10回
愛があればお金はいらない?

夜の銀座はお金がかかる世界です。
お客様は、もともと資産家でお金を持っている方だけでなく、
お金を稼ぐのが上手な方、お金をつくるのが上手な方が、
たくさんおります。

何より、お金を稼ぐ方はお金の「使い方」が上手です。
上手というより、別の面でいえば、シビアです。

付き合う女性に対しても、
相手の立場によって、お金の払い方を変えています。
相手をする女性によるお金の払い方の違いを、
具体的にみていきましょう。

セックスを直接提供する「風俗嬢」は、
サービス内容提示付きで法的権利なし、
お金の支払いは代金引換え(キャッシュ・オン・デリバリー)。

「恋人」ないし「不倫」は、契約期間なし、法的権利なしで、
お金の支払いは、お誕生日プレゼント以外は不定期です。

「愛人」は、短期契約で法的権利なし、
お金の支払いは毎月の定額払い(マンスリー・ペイメント)です。
銀座のホステスと付き合うのは、多くの場合これに属しますが、
守秘義務が紳士淑女協定で生じます。
短期契約なので高級マンションを借りてくれることがあります。

「お妾さん」は、長期契約で法的権利なし、
お金の支払いは毎月の定額払いです。
長期契約なので、お家を買ってあげたほうが
ホテルを利用するよりもいいのかもしれません。

「妻」は、長期契約で法的権利あり。
お金の支払いは、お給料という形で毎月の定額払いです。

妻には法的権利がありますが、権利は夫婦双方にありますから
旦那様の権利も認めなくてはなりません。

よく、「愛があればお金は関係ない」といいますが、
愛があればこそ一緒に美味しい食事をしたり、
旅行に行ったりするわけで、お金がかかるのです。

男性のほうが、
愛があればお金は要らないと思っている方が多いのですが、
女性は、
愛する男性から経済援助を得られるのが幸せだと思っています。

大人の男と女は、このことをきちんと理解しています。
「愛があればお金は関係ない」といった、
大人でない考えをする男と女が付き合うと
トラブルが起きやすいのです。

成功している男性は、愛人よりも奥様にお金をかけています。
これは、浮気がバレた時に
「お前のほうが、金をかけている!」
という言訳ができるからなのではないでしょうか・・・


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2010年7月3日(土)

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