夜の銀座をご存知?・浅川夏樹

酔ったふりして本当のことを

第24回
銀座ママはお金持がお好き?

「やっぱり、銀座の女性は
お金持の男性しか相手にしないんでしょ?」と
言われることが多いです。

銀座のクラブの飲食代から見れば、
お客様はその代金をお支払になれる方になるので、
答えは「Yes」になるが、
プライベートでのお付合いは、
必ずしもお金持ということはないかもしれません。

某クラブのママがミーティングで
ホステスに次のように言われたそうです。

「銀座の女は次の3人の彼氏を持ちなさい」

その3人とは、1・パトロン、
2・セックスフレンド、3・年下のつばめ。

1・経済的な満足感をもたらしてくれる男性
2・女として性的な満足感をもたらしてくれる男性
3・母性本能を刺激してくれる男性

このママがホステス達に伝えたかったのは、
「1人の男性に多くの期待をかけても、
すべての満足感を得るのは難しいので、
複数の男性に分散して、
それぞれの願いを叶えてもらいなさい」
ということだったのでしょう。

投資のポートフォリオと少し似ています。
恋愛は、二股、三股はもめごとの元ですが、
投資は四股、五股をかけても誰からも責められません。

お客様に、この「パトロン、セックスフレンド、年下のつばめ」
のお話をすると、みなさん
「女としての満足感をもたらすのには
協力してもいいよ」とおっしゃいます。
でも、これが一番難しいのではないかと思います。

実際に銀座のママ、
売上のホステスさん達に共通する男性像は、
1・束縛しない男性
2・だまって自分の話を聞いていてくれる男性
と、自己中心的な回答が多いのですが、
金銭的な事は世間が思っているほど、
優先順位は高くありません。

わたしの経験でいえば、喧嘩をして、
キツイ内容を言ってしまったときに、
「君にそんなセリフを言わせてしまうのは、
俺の甲斐性がないからだと思う」
と淋しそうに言われた時は、すぐに反省しました。

女性の要求は際限なく続きますので、
銀座のお客様で成功されている男性は、
彼女にも稼げる知識や能力を与えることで、
トラブルを避けているのです。


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2010年9月4日(土)

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