夜の銀座をご存知?・浅川夏樹

酔ったふりして本当のことを

第51回
お寿司

銀座に名店は多く、
中でもお寿司屋さんは数えきれないほどあります。

お茶屋BARを開店する時に、
お寿司屋の名店である「久兵衛」にご挨拶に行くと、
「頑張って下さい」と快く出前に応じてくれました。

「久兵衛」だけでなく、
銀座の一流店は、銀座全体を盛上げようと気持があるので、
応援してくれるお店も多いです。

銀座のお寿司屋さんはどこも美味しいですが、
クラブのお客様がよくご利用されていらっしゃるのが
7丁目の「椿」です。
店内はショーケースがなく、
高級感漂う雰囲気です。
お値段もけっして安くはないと思いますが、
カラスミと小鰭は永遠に食べ続けていたいほど美味しいです。

お茶屋Bar でお客様が出前をよく頼まれるので、
「椿」の女将さんは、何度かお店に足を運んでくださり、
ご自身でご自分のお店のお寿司の出前をとり
チェックもされました。

お店の雰囲気に合うように、出前は木箱を用意してくれ、
つまみと巻物などのオリジナルまで提案してくれました。

どんな時にも仕事に手を抜かないプロの姿勢は
本当に学ぶことが多いです。

お寿司でコストパフォーマンスが高いのは、
8丁目「板前寿司」です。
香港資本のお店で
お正月の築地市場でマグロの初競りで購入することで有名です。
今年の初競りは、大間のマグロを1600万円で
久兵衛と共同購入で競り落しました。

香港では板前寿司の前には
お客様の長い行列ができている人気店です。
銀座だとすぐに食べれますが
香港だと30分以上も並ばなくてはならないわけです。

板前寿司は、1000円代から予算に合わせて提供してくれます。
忘年会など予算が決っている時は、
ボリュームがあるほうが有難がるお客様も多く、
出前でもお店で使っているお皿でそのまま持ってきてくれるので
見栄えもいいです。

夜食には8丁目の「辰巳」のいなり寿司が
ホステスさん達に人気です。
小さく食べやすくて美味しいです。

銀座に美味しいお寿司屋さんは沢山ありますが、
お店以外でも自分の店のお寿司を召し上っていただくお客様に
配慮したサービスを提供しようと思う姿勢は
素晴しいことです。


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2010年12月21日(火)

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