夜の銀座をご存知?・浅川夏樹

酔ったふりして本当のことを

第54回
Happy New Year !!

明けましておめでとうございます。
例年、お正月は海外で過ごすことが多かったのですが、
母の具合も悪く、今年は日本でお正月を迎えます。

購入したまま放っておいた本を先ず読もうと思っています。

『世紀の空売り』(マイケル・ルイス)
この本は世界経済の破綻に賭けた男たちという副題ですが、
金融危機で空売り(株や債券が下がるほうに賭けること)で
儲けたトレーダーを描いた内容です。
素人の個人投資家には真似のできないことですが、
相場は上昇も下落も同じぐらいの頻度で起きるわけで、
下落はスピードが早いので、空売り(ショート)ができるETFなど、
日頃から研究しておく必要を感じます。

さて、今年の大胆な予測をすれば、
今年の前半は、米国の量的緩和第2弾が発表されたこともあり、
第1、第2四半期ぐらいまでは上昇するのではないでしょうか。

昨年は、12月に債券価格は下落したものの、
年間を通して株式よりもハイイールド債や新興諸国の債券ETFが
総じてパフォーマンスが良かったです。

今年は米国の10年債の利回りと為替がポイントになると思います。

昨年の12月にグローバル企業の株式と小型株の比率を増やし、
積立投資は産金企業株式と
資源・エネルギー関連のファンドの投資比率を増やしました。

金(ゴールド)も強気で、このまま1000ドル以上で推移するのなら、
産金企業株式は
産出コストからまだ上値余地があるように思われます。
中長期では、小型株は大型株をアウトパフォームすることから、
貴金属価格に連動するETNや産金企業の小型株に投資するETFは
引き続き注目です。

参考ETF:
ELEMENT RICI Metals(RJZ)直近1年の成績 +22.27%
https://www.elementsetn.com/RICI-Energy-ETN.aspx

Market Vectors Junior Gold Miners(GDXJ)直近1年の成績 +58.7%
http://www.vaneck.com/funds/GDXJ.aspx

金融危機時から2年も経つのに、
まだ償還されてないファンドもあり、
英国のプロパティファンドやヘッジファンドで
嫌な思いをしていますので、
今年も常に売買が可能な金融商品で配当を享受しながら、
ハッピーリタイアに向けて焦らず頑張ろうと思っています。


←前回記事へ

2011年1月1日(土)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ