夜の銀座をご存知?・浅川夏樹

酔ったふりして本当のことを

第57回
今年の投資戦略

今年の投資戦略は、
年前半と年後半とでは異なる展開になりそうです。

■株式
前半は、米国の量的緩和策が6月までと発表しており、
米株式の好調が続きそうです。
ドル安で新興諸国の経済成長で稼ぐ米グローバル企業の大型株式は
安心感があり有望に思えます。
6月末までに史上高値を更新すれば、売却する予定。

ゴールドマンサックスが発表したヘッジファンドの投資先リスト
(Most numbers of hedge fund Investors)は、
100社のヘッジファンドが保有する銘柄のトップ10は
概ね同じ銘柄に投資しています。
トップはAppleで、
世界的なブランド力を持つグローバル企業の成長株が目立ちます。

市場のリスクテイカーである
ヘッジファンドの投資先は興味があります。
金融危機時にデビッド・テーパー氏や
ポールソンなどのヘッジファンドが
シティ・グループやバンカメを購入していたので
「わたしも購入しちゃおう〜」と便乗したこともあります。

注目するグローバル企業の株式ETF
iShares Morningstar Large Growth(JKE)/
RP Focused Large Cap Growth(RWG)

注目する高配当企業株式ETF
First Trust Morningstar Dividend Leaders(FDL)
配当利回り 3.63%

Gabelli Dividend & Income(GDV)配当利回り 5.45%

新興諸国の株式市場は、経済成長だけに連動しているわけではなく、
先進国のリスクマネーが流入すれば上昇し、
流出すれば下落するので大手の株式ファンドを積極的に積立投資。

■債券
米債金利の利回りが上昇すれば、債券価格は下落しますので、
米長期債の価格が下落することでリターンを狙う
米国債のショートETFを保有中。
低金利の時代ですから、
4%以上の配当利回りが狙える社債やエマージング債を保有

注目するショートETF
ProShares Short 20+Year Treasury(TBF)米国債20年のショートETF

注目する債券ETF
iShares iBoxx $ Grate Corporate Bond (LQD)
投資適格社債 配当利回り 4.88%
PIMCO Corporate Opportunity(PTY)ハイイールド債
配当利回り 8.11%
Templeton Emerging Market Income(TEI)エマージング債
配当利回り 6.01%

■金(ゴールド)
米国の債務が拡大しており、欧州が抱える問題、
ドル安から中国もドル以外の通貨や金を購入すると思えます。
金の予想価格 1,460〜1,600

注目するコモディティETN
ELEMENTS RICI Metals(RJN)貴金属価格に連動

注目する産金企業株式ETF
PowerShares Global Gold & Precious Metals(PSAU)産金企業株式
iShares S&P/TSX Capped Materials (XMA)
カナダの産金企業株式 カナダドル建て
Market Vectors Junior Gold Miners(GDXJ)産金企業小型株

すでに上昇でも下落でも、どちらに動いてもリターンを狙える
Long とShort のETFやETNがあります。
大事なのは変化にすぐに柔軟に対応できるように、
常に売却が可能なETFのような
金融商品で運用することだと思います。

今年も頑張りましょう!!





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2011年1月15日(土)

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