夜の銀座をご存知?・浅川夏樹

酔ったふりして本当のことを

第70回
ジョージ・クルーニーの人道支援

世間で成功されている方の多くは
「願いごとは行動をすれば実現する」とよく言われます。
わたしもそう思います。
ただし、思っているだけではなく、
世間に自分の思いを周りに伝えなければ、協力者は現れません。

多くの方達が「お金持になりたい」と思っているのに
お金持になれません。
なぜでしょうか?
それは、「お金持になりたい」というのは、
「お金を持っていない(お金がない)」
という状況をつくりだしているからだと思います。

お金は天下の回りものですが、
世のため、人のためにお金を使う方のところにお金は留まり、
集るように思えます。
一時、お金に恵まれても、
自分の見栄や欲望にお金を使う人のところには、
お金は逃足が早いのです。

では、どうすればお金持になれるのでしょうか?
それは、お金持と同じ思考と行動をすればいいのだと思います。
海外の富裕層の方達が多額の寄付をするのは、
「お金がある」という状態を維持するためなのかもしれません。

お金持ちは、漠然と「もっとお金があればいいな・・」
と思っている人は少ないと思います。
お金を使うビジョンが明確であり、
またその資金をどのように手配すれば、自分の元にくるのか
日々考えているのだと思います。

人は、お金の稼ぎ方よりも使い方に品性が現れます。
ケチな方は、
本来、支払わなくてはならないお金を支払わなかったり、
誤魔化したりする人だと思います。
だから、セレブと呼ばれる方達は、
自分達の名声を利用して様々な社会的な活動をしています。

俳優のジョージ・クルーニーは、
彼を追回すパパラッチを利用して
破綻国家スーダンの現状を伝えています。
スーダンは、83年の内戦で200万人が大量虐殺されています。
ジョージ・クルーニーは、
オバマ大統領がスーダン特使に任命していますが、
米政府とも国連とも関係なく、
スーダンを自費の人工衛星で軍隊を監視しています。
また、その映像は誰でも自由に見られるようにしています。(

日本の北海道で国際サミットがあった時、1食でもいいので、
南アフリカの人達が普段食べている食事を
各国の首相が召し上ってみてもよかったのではないかと思いました。

 http://www.satsentinel.org/


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2011年3月1日(火)

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