10才若く見られたかったら・TOMOKO

今日からはじめる、アンチエイジング生活

第11回
表情の豊かな人になりましょう

和田秀樹氏の
『人は「感情」から老化する―前頭葉の若さを保つ習慣術』
(祥伝社)をお読みになったことがありますか?
大変面白い本なので是非ご一読ください。

和田氏は長年の老年医学を専門とする精神科医としての経験から
人間の老化のスタートは
「感情の老化」にかかっていることを発見されました。
感情が老化し、
「意欲」や「自発性」や「好奇心」が低下すると
頭を働かせたり、体を動かしたりしなくなるので
体力や知的機能はどんどん低下していくのだそうです。

要するに感情を老化させないことが
若さを保つ秘訣ということになります。
問題はどうやって感情を老化させないか、です。
感情を老化させないためにはどうしたらよいかを考えているうちに、
感情の老化をはっきり示す指標があることに思い至りました。
それは表情です。

あなたの周りで
年齢よりもずっと若々しく見える人を観察してみてください。
みなさん表情が豊かで、目が生き生きしていませんか?
「表情の豊かさ=感情の豊かさ=意欲・自発性・好奇心=若さ」
という公式が成り立つようなのです。

そう考えると、日本の中高年男性のほとんどは
老化への道をまっしぐらに進んでいるように思えてなりません。
電車や街角で見かける中高年男性の
無表情で苦虫をかみつぶしたような不機嫌な顔を見ると
その方たちの老後を想像してしまいます。
感情はそれを表情で表現しないと
やがて感情それ自体がなくなってしまうのです。
「男は黙って○ッポ○・ビール」は間違いなくボケへの道です。
どうぞ日本男性も表情の豊かな人になってください。

日本の男性の中で私が表情豊かでチャーミングだと思うのは
「ミスター・エン」ことエコノミストの榊原英資氏です。
いつテレビでお見かけしても、日本人男性にしては珍しく、
きらきらした目と笑顔が素敵です。

榊原氏にはぜひとも
「サブプライムローン問題の今後と為替の行方」ばかりではなく
「私はこうやって表情豊かな男になった」
という題でお話いただきたいものです。


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2007年10月11日(木)

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