10才若く見られたかったら・TOMOKO

今日からはじめる、アンチエイジング生活

第18回
いい男・いい女

「『いい男・いい女』ってどんな人ですか?」
と訊かれたらあなたはどう答えますか?
なかなか一言でずばり言うのは難しいのではないでしょうか?

「う〜ん!美人で、性格がよくて・・」とか
「スーツが似合って、仕事ができて・・」とか、
なかなか一言では言い表せません。

2、3年前ロンドンに行ってから
私は「いい男・いい女」とはどんな人なのか
一言で言えるようになりました。
いい男・いい女とは
「リッツで一人朝食をとっていて絵になる男・女」です。
別にリッツでなくてもいいのです。
リッツのところに
世界の伝統と格式ある一流ホテルの名前を入れてください。

女子大生と一緒にロンドンに行ったために、
ベッドのスプリングが壊れている
とんでもない安宿に泊まるはめになってしまった私は
憂さ晴らしにリッツに朝食を食べに行くことにしました。
そこで素敵な男女がそれぞれ一人で
朝食をとっている姿を見たのです。
それがあまりに絵になっていたので
「いい男・いい女とはこれだわっ!」と思った次第。

「リッツで絵になる男女」の条件は第一に若くてはいけない。
ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが
手をつないで現れれば別ですが、
普通はあまり若いとサマになりません。
やはり中高年です。

第二に背景を圧倒する存在感があること。
何しろ高い天井には一面に絵が描かれ、
そこから巨大なシャンデリア(ベネチアングラスと思われる)が
下がっています。
ウェイターはみなパリのリッツから連れてきているらしく、
フレンチ訛りの英語を話すのです。
ここにハマる存在感ですから大変です。

第三に「そこはかとなく漂う金持ちオーラ」。
「そこはかとなく」というところがポイントです。
ギンギンではいけないのです。
あくまでも品格が大切です。

このときの朝食代は確か5千円くらいでした。
「なんでコンチネンタル・ブレックファーストが5千円!高いっ!」
と思ったのですが、こんな発見ができたのですから、
あれは安い朝食代でした。


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2007年10月27日(土)

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