10才若く見られたかったら・TOMOKO

今日からはじめる、アンチエイジング生活

第20回
Ojisan とはなんぞや?

以前CNNで
日本では「オジサン臭」を消すコロンが売り出された、
というニュースをやっていましたが、
「オジサン臭」のことを「an ojisan odor」と訳していました。

「天下のCNNも
『オジサン』を英語に翻訳することは不可能なのか?」
と思って爆笑してしまいました。
「オジサン」というのは
日本以外どこにも生存していない生き物ですから
訳語がないのも当然です。

ところで、みなさんの「オジサン」の定義はなんですか?
今から十数年前、両親と私、妹の4人で
「グランドキャニオン・セスナ機ツアー」に参加しました。
典型的なオジサンであるわが父親は
真っ先かけてセスナ機に乗り込もうとして、
パイロットに
「NO! Ladies first! (だめだっ!ご婦人方が先だっ!)」
と、ものすごい剣幕で怒鳴られたのです!

それ以来、私の「オジサン」の定義は
「女より先に乗り物(エレベーター)に乗り込む男」になりました。
そう思って観察してみると、老いも若きも日本はオジサンばかり。
今では海外旅行から帰って
「日本に帰ってきたなぁ!」としみじみ感じるのは
男が私を押しのけて
エレベーターに乗り込んだときとなりました!

思うに、「オジサン」とは
女に対する優しさの欠如した男なのでしょうね。
「身奇麗にする」、というのも優しさですし、
「オジサン臭」は女性に対する暴力であると心得て
対策をたてるのも優しさです。

念のために言っておきますが、
ここで女性というのは5歳から85歳までの全女性です。
きれいなオネエサンにだけ優しくするというのは
「男の優しさ」ではなくて、
単なる「オヤジの下心」ですのでお間違いなく。

最近では「ちょい○ルオヤジ」というのが話題になっていますが
単に洋服、外車、高級レストランの知識だけでなく
女性に対する真の優しさを身につけてほしいところです。
精神性を欠いたがために、
「ちょい○ルオヤジ」一転、
「あぁ、勘違いオヤジ」にならぬよう、
陰ながらお祈り申し上げるしだいです。


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2007年11月1日(木)

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