10才若く見られたかったら・TOMOKO

今日からはじめる、アンチエイジング生活

第21回
ドバイ ・・・ 砂漠の中のワンダーランド

日本企業がバーニーズ・ニューヨークの買収をめぐって
ドバイ・ファンドと競合していると聞いて、
「私なら相手がドバイ・ファンドと聞いただけで
ビビってしまうだろうな」
と思いました。

アメリカの大手証券会社に勤めている友人が
「うちの会社の人間は世界中に出張するけど、
世界のどこよりもドバイがいいと言うのよ。」
と聞いていたので
ドバイには数年前から興味を持っていました。
3年前チャンスがあってドバイに出かけてみました。

一番驚いたことはドバイが完全に英語圏だったことでした。
ドバイのアラブ人が英語を話すのはもちろんのことですが
労働者は海外(ミャンマー、スリランカ、フィリピンなど)からの
出稼ぎ外国人に頼っているのです。
ですからドバイの共通語は英語です。
普通に英語で生活でき、お酒の販売にも寛容なドバイは
海外からのビジネスマンにはかなり住みやすい都市です。

第二に驚いたのは、ドバイの発展する速度と勢いです。
いろいろな所に旅行していますが
一つの都市に
あれだけの数の建築用クレーンが林立しているのを見たのは
ドバイと上海だけです。
泊まっていたホテルの対岸には
完成したばかりの宮殿風豪華ホテルがあるのですが
数週間前に買ったガイドブックの地図では
その場所は砂浜になっているのです!
あまりに発展が速くて地図が間に合わないのでしょう。

地元では海の上に新しく建った豪華コンドミニアムの一室を
あのベッカムが買ったというので話題になっていました。

近い将来、石油資源が枯渇する前に
有り余るオイルマネーを一極集中的に投入して
ドバイを中東の金融・観光のハブ(中心地)にしようという
一大プロジェクトに国を挙げて取り組んでいるのです。

最近複数のテレビ局でドバイ特集をやっていました。
ビジネスウーマンでもない私ですら
数年も前からドバイのことを知っているのに。
本当に日本の男は視線が内向きで、
それゆえに世界のトレンドから遅れているなぁ、
と思わずにいられません。


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2007年11月3日(土)

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