10才若く見られたかったら・TOMOKO

今日からはじめる、アンチエイジング生活

第24回
ネィテブ・ハワイアンの教訓

ハワイのワイアメア渓谷というところには
ネィテブ・ハワイアン(ハワイ先住民族)の
かつての集落が再現されています。
何年か前ここを歩いていると、
地元ハワイの小学生が社会科見学に来ていて、
ネィテブ・ハワイアンの長老から話を聴いていました。

私も小学生と一緒に話を聴くことにしました。
長老はさまざまなネィテブ・ハワイアンの薬草を見せて説明した後で
「ネィテブ・ハワイアンと病気」について語り始めました。

「ネィテブ・ハワイアンの病気に風邪とガンは存在しなかった。
この二つの病気は白人が船に乗ってハワイに来たとき、
もたらされたものだ。
ネィテブ・ハワイアンには肉を食べる習慣がなかった。
芋や木の実のほか、海にもぐって魚を獲って食料にした。
肉は年に数回行事のとき子豚の丸焼きを食べるだけだった。
ところが白人が島に来てから
レッド・ミート(生の状態で赤い肉:牛肉など)を
食べる習慣がもたらされた。
ネィテブ・ハワイアンがレッド・ミートを食べるようになって
ワン・ジェネレーション(約30年)で女性に乳ガンが発見された。
これはネィテブ・ハワイアンがガンになった最初である。」

ヨガの食事指導では日本の伝統的食材を食べるように言われます。
特に女性は肉・乳製品などは食べないように言われていますが、
その医学的根拠はわかりませんでした。

しかし、数年前、管理栄養士の幕内秀夫氏の本の中で、
氏が勤務する病院の乳ガン患者に質問したところ
2、3百人の患者の中で
朝食にご飯を食べている人は2、3人だけで、
あとの方はすべてパンを中心とした洋風の朝食だ、
というのを読んで
やはりヨガで言われたことは正しかったのだ、と納得しました。

米・味噌・醤油などの伝統食を大切にしましょう。
主食をご飯(玄米・雑穀ならなおよい)にして、
一日二度はご飯を食べましょう。
日本の伝統食を大切にすることは
あなた自身の健康を守ることなのです。
ネィテブ・ハワイアンの教訓を無駄にしてはいけません。


←前回記事へ

2007年11月10日(土)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ