10才若く見られたかったら・TOMOKO

今日からはじめる、アンチエイジング生活

第32回
How to恋の始め方

ずいぶん前のことになりますが、
成田空港の搭乗口へ
搭乗時刻の2時間も前に着いてしまったことがあります。
英国行きの飛行機だったのですが、
搭乗口の前には人が一人いるだけだったので急に不安になりました。

「ひょっとして搭乗口が変わったのかしら?」と思って
搭乗口前のベンチで新聞を読んでいる外国人紳士に話しかけました。
「失礼ですが、英国行きの搭乗口はここでいいのですよね?」

彼は新聞から眼を上げて「そうだといいな。」
そして、一瞬間をおいて、
「だって僕もその飛行機に乗るんだから。」
と言ってニッコリ笑ったのです。
私たちはそれから搭乗時刻まで楽しくおしゃべりしました。
ちなみに、彼は英国人で機械メーカの香港支店長でした。

しかし、私の問いに対する、この答え方はうまいですねぇ。
日本の男性なら一言、
ぶっきらぼうに「そうです。」と答えるところです。
もちろんニッコリはありません。
会話はそこで終わってしまいます。
ところが、彼は「 I hope so….., because 」と答えたのです。

私が思うに日本の男性がたとえば、
新幹線の中で素敵だ、と思う女性と隣り合わせても、
それっきりで終わってしまうのは
話のきっかけ作りが下手だからではないでしょうか?
それより何より、同性であろうと異性であろうと、
他の人間に対する好奇心が不足しているのではないでしょうか?

日本の男性には
(飛行機のなかで美人と隣り合わせになるなんて幸運は
めったにめぐってこないのですから)
とにかく、見知らぬ人に興味を持って話をするきっかけを
自分から作るように努力することをお勧めします。
相手が誰であってもちょっとしたきっかけ作りをするマメさ、
自分から話しかける勇気を持ってみたらいかがでしょうか?

そのような、
ちょっとしたことの積み重ねが人間力になるのではないでしょうか?
「恋愛力は人間力」です。
恋愛力を鍛えようとするのなら、
第一に自分のコミュニケーション能力を磨く必要があります。


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2007年11月29日(木)

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